カメラとバッテリー
カメラは画素数より「よく使うシーンで失敗しないか」を見ましょう。子どもやペットなど動く被写体が多いなら、シャッターの切れやすさ、連写、ピントの追従、手ブレ補正が重要です。旅行やイベントならズームの画質と切り替えの自然さ、夜景なら暗所ノイズや白飛びの少なさが効きます。近年は計算処理(ソフトウェア)で画質を作る要素が増えたため、同じ「広角+超広角+望遠」でも写りの傾向が違います。レビュー写真やサンプルで、自分の好みに合う“色”かどうかを見るのが近道です。
そしてバッテリーは容量(mAh)だけでは語れません。画面の省電力、SoCの効率、OSの最適化で持ちは変わります。重視すべきは、①自分のUsageで1日余裕か、②急速充電の体験、③電池劣化後の安心です。急速充電は「0→100%の最速」より「朝の支度中にどれだけ戻るか」が現実的に効きます。さらに、耐久面では防水防塵、落下耐性(ガラスの強度)、そして修理体制も“実質スペック”です。
長く使う前提なら、電池交換や修理費、公式サポートの受けやすさまで含めて選ぶと満足度が上がります。カメラも電池も、派手な数字より「毎日の失敗を減らす設計」を優先するのが2025年の賢い選び方です。iPhoneやAndroidの多くは、公式の保証ではなくても、非正規修理店での修理が可能です。もちろん修理費用はかかりますが、正規修理費用よりも比較的安く、即日交換ができる点がメリットです。非正規修理店は全国にあり、私自身もiPhone修理を札幌店でお願いしたことがあります。旅行先で急遽必要になった場合も安心です。