画面(ディスプレイ)
ディスプレイ選びでありがちな誤解は「解像度が高いほど良い」です。もちろん高精細はメリットですが、日常の見やすさは主に①明るさ、②リフレッシュレート、③色と調整機能の3点セットで決まります。まず明るさ。屋外で地図やチケットを表示する人ほど、ピーク輝度や日光下の視認性の差が効きます。次にリフレッシュレート。120Hzなどの高リフレッシュはスクロールがなめらかで、SNSやニュース閲覧が多い人の満足度が上がりやすい項目です。さらに2025年は可変リフレッシュ(状況に応じて省電力)も普及しており、なめらかさと電池持ちを両立しやすくなっています。
色については、派手さより“目の疲れにくさ”を重視すると失敗しません。夜間モード、色温度調整、明るさ自動調整の賢さは、毎日の快適さに直結します。加えて、動画を見るならスピーカーの質も一緒に確認したいところです。画面が良くても音が弱いと没入感が落ちます。
サイズ選びも大事です。大きいほど見やすい反面、片手操作や持ち運びが犠牲になります。電車内で片手操作が多いなら、軽さと横幅が正義です。逆に自宅で動画・電子書籍中心なら大画面が効きます。数字だけでなく「生活の場面」で選ぶと後悔しにくいです。